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陰。巳の刻に目を覚ます。夏が如き大きな雲が空に立ち上っておれり。パン屋にてチーズとベーコンを練り込んだパンを贖い、チャイを淹れこれらを食す。洗濯機を回し掃除をす。「恋愛検定」を観る。灯刻に食材の買い込みついでに杖を曳く。夕焼けの空に灰色の鱗雲が流れておれり。夕餉に、パプリカとぶなしめじとソーセージのトマトソースでフェデリーニを作りこれを食す。赤ワインを呑む。夜分に雨の降り始める。何処からかハーモニカの音階練習が聴こえてくる。