RAIN DOGS

ボクラハミンナイキテイル

横町を冷たい風が吹き抜ける朝。久しぶりに入口の脇に寒そうに蹲るSを見かける。その姿は如何にも猫らしく、一頻り撫で回して駅へ向かう。" 新橋夜話 " を読む。荒川の堤防沿いの道を自転車に乗って走っている人がおり、風に煽られた合羽の赤い色が目に鮮やかであった。昼餉に五目飯・塩ラーメンを食す。魂のラジオを聴く。一日を通して気温は変わらず。つまり一日中寒い。夕餉におでん・枝豆・鶏レバーの煮物を食す。立山を燗につけて呑む。" 転々 " を観る。