静かなる晴天の光。頭痛とともに辰の刻に目を覚ましたるが、頭痛薬を水で流し込み二度寝する。午の刻になり再び目を覚ます。パン屋にてサンドイッチ・ベーコンとポテトを挟んだバゲットを購い、部屋に戻りて珈琲を淹れる。洗濯機を回しながら " 女たちの荷風 " を読む。夕方近くに家を出、近隣の町に在る映画館で " 容疑者Xの献身 " を観る。テレビシリーズの気楽なノリで見始めたのだがそれは大きな間違いで、こんなにも重苦しい気分になるとは思わなかった。東野圭吾の原作を買って帰る。無印良品にて秋冬用の室内履きや寝間着を購う。下町の繁華街、雑然とした街並みの中を彷徨き、適当な中華屋にて麻婆茄子定食を食す。部屋に戻りて越乃雪牡丹を呑む。