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　晴れ。" ふらんす物語 " を読む。高島平にて打ち合わせ。河口から遠く離れているにも関わらず広々とした荒川の河川敷を眺むる。御徒町中本にて蒙古湯麺なるものを食す。甚だ辛くてまるで戦いを挑むが如き食事なり。Golden Time を聴く。
　ふらんす物語より。「自分は全く恐ろしいといおう。フランスのこういう女ほど、自個の地位と相手の心理を知抜いているものはない。惚れたの、愛するの、淋しいからのと、そんな人の心情に訴えるような事で、吾々を誘うのは全く無益である。いつも、かかる女に対して、吾々が持っている嫌悪醜劣な感情をば、その起こるがままに極度まで、極度以上までも高めさせて、かえって人をしてその捕虜たらしむるようにするのだ」
　夕餉に海老とブロッコリーのサラダ・メンチカツを食す。幻の瀧を呑む。5060を歩む。